入れ歯はそもそも異物として大きいため、
- 馴染むか?
- えずいたりしないか?
- 1日中つけていられるか?
- 痛くないか?
- 噛んだ時外れないか?
・・など、色々なハードルをクリアしていただく必要があります。よく靴に例えられますが、靴屋で合わせた靴をいざ履いて歩き出すと、歩くたびに痛くなって調整が必要になります。
基本的な構造は、歯茎の上に乗せるようになっています。義歯を実際に作り出す場合でも、
- その下にあるみなさんの歯茎は丈夫でしょうか?
- 薄くないでしょうか?
- 骨の出張りはないでしょうか?
- 部分義歯であればバネの引っ掛ける歯が丈夫であるか?
- 歯の形はバネひっかけるのに適しているか?
- バネをかける歯が動いていないか?
・・など、色々なことを診断した上で作成していく必要があります。「すぐ型をとって、ハイできました。」というわけにはいきません。義歯を作るにあたって弱い歯を抜く必要も出てきますし、バネかける部分の歯も削らないといけません。これらのことを理解していただいた上で義歯を作成するのが、大切と考えます。