幼少期
3人兄弟の長男として大阪に生まれました。2つ下の妹とよく似ていて、兄弟いつも一緒に仲良くしていてよく間違えられていました。
子どもの頃は食べ物の好き嫌いが多く、嫌いなものもたくさんありました。しかし、昔からイチゴが好きで、嫌いなものを先にスプーンによそい、スプーンの先にイチゴの切れ端を乗せると、釣りの魚のようにためらいもなく、パクッと食べてしまっていたようです(笑)
おかげで今は好き嫌いがなく育ちました。
小学校
小学校では、運動も好きで休みの時間のドッヂボールも大好きでした。プールも、竹馬も一輪車もなんでもチャレンジして遊んでいました。この頃から理科が好きでクラブ活動で科学実験クラブに所属して、ペットボトルロケットをずっと作っていたのを覚えています。
あとはミニ四駆(プラモデル)作りや改造して遊んでいました。機械を分解したりしてよく親に怒られたのを覚えています。
4年生くらいから塾に通うようになり、大好きな算数、理科は成績が伸び、勉強することが楽しくなりましたが、苦手な国語はいつまでたっても苦手なままでした(笑)頭は完全に理系でした。
中学・高校
中高一貫の男子校に通っていましたので、恋愛等は全くなく寂しい思いをしておりましたが、硬式テニスを始めました。
部活でできた友達も一生ものの友達です。中高一貫だったので、高2まではほとんど勉強をしていませんでした。富士登山も経験し、いろいろなことを学びました。
父親が歯科医師をしており、患者さんに感謝されている父を横目で見ていて、自分も同じようなことがしたいなと思うようになりました。
大学生から研修医、勤務医になるまで
大学は福岡県の歯学部では唯一の公立である九州歯科大学に入学いたしました。初めての一人暮らしを経験し、いろいろ遊ぶ中でも釣りを覚えてハマっていきました。毎日のように友達と釣りに出かけて、川や湖にブラックバスを釣りに、夜は海へ行きスズキやイカ、メバルなど様々な魚を釣っていました。一つのことにハマると、とことんしないと気が済まなくなりました。
歯科に対しても興味を強く持つようになり、理論立てて考えながら治療することに楽しさを覚えていくようになりました。これからの時代、高齢化社会になっていき、全身的な疾患を抱える患者さんが多くなっていくなか、歯科医師の前に医療人としての全身疾患について学びたいという点と、外科処置に対して安全に患者さんに治療を受けてもらうためにリスクが高い外科を先に学びたいという思いから、神戸大学医学部付属病院にて歯科口腔外科で5年間勉強させていただきました。それと同時に医療への貢献という意味で研究も学びたいと思い大学院にも入学し博士号をいただけることができました。
歯科医師は患者さんに、より良い治療を提供することはもちろん、今まだ自分がおこなってきた治療に対しフィードバックし正しかったかどうか評価していく必要があります。それを元にもっと良い治療につなげていく必要があります。これらは研究手法を学んだ大学院での知識が大いに生かされていると思います。
歯科医師になって
歯科医師は専門分野が細分化されすぎているように感じます。私の中で歯科は医科の中の1分野という考えが大きく、いろんな患者さんに対応する必要があると感じております。この治療はできないので、他の医院に紹介するというのはもちろんいいと思いますが、1口腔で診るということからかけ離れていくと思います。もちろん専門が悪いというわけではないですが、専門性が高くなると口腔内全体を見る視野が狭くなっていきます。
そのため、一般歯科治療含め矯正分野、口腔外科分野、歯科麻酔(全身麻酔も含めて)、咬合治療、小児歯科はすべて網羅できる歯科医師を目指して精進してまいりました。それが患者さんに整合性をもったより良い医療に繋がると信じております。口腔外科を卒業して、医療法人社団アップル歯科クリニック 明石院 院長を経験し、インプラント治療、矯正治療、咬合治療に精通する歯科医師として日々研鑽してきました。また、小児歯科での勤務経験もございますので、お子さんの扱いや小児治療は得意にしております。
旭区における総合診断、総合治療できる歯医者さんを目指していきます。みなさまに安心安全信頼できる医療を届けたいと考えております。