①下顎 All on 4の症例
- 患者さん 63歳 男性
主訴:噛めるように治したい。入れ歯は一回作ったが合わなかったので、他の方法はないかな? - 治療期間:6ヶ月
- 治療回数:8回(多少前後する場合はあります)
- 一般的なリスク:外科的侵襲が加わるため、手術後腫れや痛みの可能性があります。
- 治療費用:下顎All on 4 230万+税
All on 4とは
All on 4
こんな事でお困りではないですか??
歯は片顎で14本あるはずなので、全ての歯をインプラントで補うとなると14本インプラントが必要となりますが、それが4~6本のインプラントで支えることができるという方法です。(厳密には12本の歯を作ります。)
従来の方法より、コスパがよく費用が抑えることができます。
手術したその日に噛める状態で帰ることができます。(即時荷重)
従来のインプラントの方法に比べて、少ないインプラントでたくさんの歯を補うことができます。基本的には歯茎のピンク色のパーツがつきますが、ブリッジのように歯並びだけでできる場合もあります。
インプラント自体に固定しますので、取り外しは入りません。歯茎との間に食べ物が入って痛いということもありません。
ALL on 4は固定式になります。
インプラントと人工歯部は完全にネジで止めています。インプラントオーバーデンチャーに比べて歯の部分は動かずに安定しますが、逆に掃除やメンテナンスはやりづらいです。
インプラントオーバーデンチャーは取り外し式になります。
固定のさせ方は、ボタン式(ロケーター)や磁石、バーアタッチメントなどさまざまな種類があります。取り外せるので、清掃性やメンテナンスがしやすいです。デメリットは設計次第で歯茎の部分にも噛む力を負担させるので、多少歯茎や装置に違和感が出やすいと思います。
全体の歯をつなぐ補強のパーツが、白い金属と言われているジルコニア製か金属製かの違いです。金属製は裏に金属部は出ますが、審美的には見えることはないと思います。
現在、インプラントの上部構造として一番向いていると言われているがジルコニアという素材です。白くて硬い金属の強度を持った材質で、表面が傷つきにくく汚れもつきにくい。アレルギーなども出にくい素材です。
種類 | Price(円) |
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ジルコニア 審美性、強度ともに優れた方法です。 |
上部3,300,000~3,800,000 下部2,860,000~3,360,000 |
メタルフレーム
金属のフレームを用いるため、強度は上がります。歯の部分は入れ歯に用いる素材と同じです。 |
上部2,970,000~3,470,000 下部2,530,000~3,030,000 |