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こんにちは
当院でもマウスピース矯正を中心に矯正治療を行なっております。必ず処置前にお願いしていることとして「後戻り防止装置」いわゆるリテーナーと言われる装置の装着です。
矯正治療後、半年は１２〜１５時間ほどの装着（ご自宅に居られる時間）、半年後も９〜１２時間ほど（就寝時＋α）の装着をお願いしています。
「一生つけておかないといけないのですか？」とご質問をお受けしますが、「可能な限り一生で」とお願いしています。
元々、歯並びを５０点だとして矯正直後は１００点としましょう。これをリテーナーなしで過ごすと７０点くらいに戻ってしまうイメージです。リテーナーを使用しても場合によっては９０点くらいになってしまうこともあります。
自分も大学生の時に非抜歯矯正のワイヤー矯正を行なっていました。上顎はベックタイプリテーナーと言われるピンクのプラスチックとワイヤーを組み合わせたもの、下顎はリンガルボンドリテーナーと言われる歯の内側にワイヤーで固定するものを装着しておりました。
矯正終了後、４年経った時に下につけていたワイヤーが取れてしまいました。本来は矯正医に再度戻してもらう必要がありますが、九州の大学でしたので関西にいる身ではすぐにいけなく、放置していました。するとやはり、下の前歯からガタつきが多くなってきており、後戻りをしてしまいました。やはり４年経っても後戻りはするものだと自分の体験で感じます。
矯正大国のアメリカでは、１人あたり歯科矯正を人生で行う回数の平均は、約２．６回と言われています。
これは何を意味しているかというと、１回では終わってない人が大半だということです。おそらく後戻りをしてしまうことで、再矯正が必要になるということです。リテーナーを一生しないのであれば、３回くらいは矯正しないといけないという感覚の方が適正かもしれません。
インビザライン に以外にもワイヤー矯正、小児矯正も対応いたします。
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この記事書いたのは 医学博士 歯科医師 今井佑輔 です。
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大阪市旭区千林大宮に「ステラ歯科クリニック千林大宮」を開院し、院長を務めています。
「自分が本当に通いたい歯科医院」をモットーに、生まれ育った地元大阪で歯科医療で貢献して参ります。