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こんにちは ステラ歯科クリニック千林大宮 今井佑輔 です。
あ母さんからよくご相談いただきます。
この子、子供の歯が抜けても大人の歯全然生えてこないんだけど大丈夫かしら。心配になりますよね〜(小児歯科専用ページもご覧ください)
子供の歯が抜ける場合、大抵は下から大人の歯が迫ってきて子供の歯の根っこの部分にダメージを及ぼしているため、抜けてしまうことがほとんどです。ただまれに隣の歯の大人の歯がぶつかってやられてきてしまうことがあります。
もちろん交換期になってきますと、レントゲンも落ち着いて取れる時期ですので、レントゲンにて確認してあげるのがはっきりして解決するかと思います。最近の子は歯の数が少し少ない子もいます。
歯の数が上下や左右で違ったりすると、噛み合わせに影響してきますので心配に思われたりすると思います。大人の歯の卵の数を確認してあげてみると良いでしょう!
小児矯正について
交換期に差し掛かると、大人の歯が大きくて歯並びスペース大丈夫かしらと心配になりますよね。だいたい一般的に小児矯正の始めどきが7〜8歳くらいと言われています。(先生の考え方や流派によっても違いますが、、、)前歯が交換期に差し掛かる時期、顔を出してくる大人の歯の大きさがある程度はっきりしてきます。その大きさから奥歯の大きさを予測し、綺麗に並ぶか並ばないかを判断します。小児矯正では、スペースが足りないと拡大床と言われる入れ歯のようなの装置を使用し、歯並びを広げていくことをします。広げ方は大きく2種類。①急速拡大装置という骨を軽く骨折させて広げる装置 ②緩徐拡大装置と言われる床装置 が使用されることが多いです。①は骨ごと広げる ②は歯の方向を変えて広げる と思っていただいて結構です。
しかし、この横のスペースを広げる拡大のことしか考えられていない先生も多く、小児矯正はトラブルが多いことも事実です。私は小児矯正は成人矯正より難しいと考えています。それは他院で小児矯正を終えた患者さんの歯並びでまともに並んでいる子の方が少ないからです。例えば、一見並んでいて綺麗に見えているのですが、下の歯と噛んでない(下手すれば当たってすらない)ケースも数多くあります。特に一番奥の7番目がずれて噛んでないまま終わってるケースが非常に多いです。ただこれは親御さんに説明なく終わっているケースが多いように思います。7番目が噛んでない状態で終わったのであれば、それは奥歯を使っていない、奥歯を抜歯して歯を並べたのと変わりないように思います。それだったら、成人になって矯正した方がいい子もたくさんいます。小児矯正を逆にせずに、大人になってから矯正した方がいいケースも存在します。親御さんの中には小児矯正をしたら大人の矯正は回避してあげれると思われている方も多いのではないでしょうか。
小児矯正には拡大よりも大事なことがあります。それは骨格を正常に近い方に誘導してあげることです。骨格の形の予測と咬合高径と言われる噛み合わせの高さのコントロールの方がはるかに重要です。
歯を並べることは成人矯正でもできます。それよりも先にしてあげることは、反対咬合を早期に解除してあげる。(機能性反対咬合)早期接触の解除。(アゴが左右にずれるのを防ぐ)ハイアングル、ローアングルコントロール(6番萌出量のコントロール)です。詳しい話はまたいつかの機会に。
いろんな先生がいろんなことを言う時代です。最終選ぶのは患者さんということ、リスクも患者さんにも背負ってもらう必要があります。メリットだけでなくデメリットやリスク、逆に小児矯正をしない場合、成人矯正を選ぶとどうなるかなど先々までの話をしてくれるような病院選びが大事かもしれません。
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小児矯正、小児歯科、拡大床、拡大などのご相談はステラ歯科でご相談ください。
痛みにが少ない、気軽に行ける、相談できる歯医者さん
この記事書いたのは 医学博士 歯科医師 今井佑輔 です。
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大阪市旭区千林大宮に「ステラ歯科クリニック千林大宮」を開院し、院長を務めています。
「自分が本当に通いたい歯科医院」をモットーに、生まれ育った地元大阪で歯科医療で貢献して参ります。