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こんにちは ステラ歯科クリニック千林大宮 今井佑輔 です。。
ブリッジ(橋)
両隣の歯を削って橋渡しをする方法ですね。
歯を抜いたあとそこを補う方法は基本的に3つしかありません。一つがブリッジ、2つ目が入れ歯(義歯)3つ目がインプラントです。ブリッジは上に示したような被せがつながった形態でご自身の元々の歯に比較的近い形で治せます。比較的期間も短く治療も終わりますし、インプラントがなかった時代はよく行われていました。デメリットととして両隣の歯をけずるということ、支えにしている歯自体に負荷がかかるので弱くなりやすい。具体的には揺れてきたり、隙間から虫歯ができたり、歯が折れたりします。
長期的にもたせる場合、咬合噛み合わせや、噛む力、歯ぎしり、骨の幅などあらゆることを考えた上で診断しないといけません。なんとなくブリッジにしようでは、将来壊れてまた悩まされることになる危険性があるわけです。
患者さんにとって難しい治療の一つにロングブリッジの崩壊があります。どういうことかというとインプラントは高いから嫌!入れ歯は見た目かっこ悪いから、ブリッジで!という治療を続けてこられた方。
伸ばしに伸ばされたブリッジは、過去に壊れては再作成し長いブリッジを装着。これを繰り返すと恐ろしく長いブリッジになってしまい、設計もかなり負担かかるから、生涯結局持たなくて、50〜60歳ごろに繋いできた歯が全部壊れて、ほぼほぼ全部抜歯になってしまうケースを多々遭遇します。
次どうしますか?
いままでブリッジでこられてきたので違和感に対して許容できる感覚がない方に、急に大きい義歯(入れ歯)を装着してもはめれるでしょうか?違和感が大きくてはめれないとこがほとんどです。インプラントできる人はインプラントすればいいと思いますが、できない人はどうなるでしょうか?大きい入れ歯が合わなくてはめれない。かめないので、柔らかいものばかり食べる。偏食が起こり炭水化物の摂取が多くなり、糖尿病やいろんな病気のリスクが増えるということになります。
一番最初の抜歯をした時にどういう方法で補うかの選択は今後のその人の人生に大きく影響を与えるといっても過言ではないです。ブリッジが適応にならない人をブリッジにしてしまうと今後その人はブリッジから離れられなくなり、最終崩壊してしまうシナリオが待っています。
もし最初の選択でインプラントを選んでおれば、周囲の歯が壊れていく崩壊を止めてたかもしれません。
これは将来患者さんの口腔内の環境変化を歯科医師がある程度予測し、義歯を若い時から慣れさせて使っていただいた方がいい場合もあると思います。
決してブリッジがダメというわけではないですが、間違って使うと患者さんの悩みが先延ばしにされてしまうだけで、なんの解決にもならないということを知っていただければと思います。
インプラント治療について①
インプラント治療について②
最近の治療(インプラント治療)
ブリッジは怖い時もあるという話、、、
負担の少ないインプラント治療
インプラント費用の考え方
インプラント治療、歯を抜いた、歯が抜けた、インプラント、入れ歯(義歯)、ブリッジについての相談できる歯医者さん
この記事書いたのは 医学博士 歯科医師 今井佑輔 です。
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今井佑輔
大阪市旭区千林大宮に「ステラ歯科クリニック千林大宮」を開院し、院長を務めています。
「自分が本当に通いたい歯科医院」をモットーに、生まれ育った地元大阪で歯科医療で貢献して参ります。