虫歯の症状はありますか?
- 最近歯が染みるようになってきた
- 噛んだら痛い気がする
- 歯の間に物が詰まりやすくなってきた
このようなお悩みはありませんか?もしかしたら虫歯が原因である可能性があります。
虫歯の症状は人によって様々です。
- 歯がしみる
- 噛むと痛い
- 歯がかける
- 歯がくぼむ
- 歯の痛みが強い
症状はないけれど、歯医者さんで検診を受けると見つかると言うこともありますよね。
最近歯医者さん言ってないけど虫歯大丈夫かな?と気になり始めたら歯医者さんに行ってみることをお勧めします。
レントゲン等や写真など最近では歯科用CT(高精度なレントゲン)で虫歯をチェックします。虫歯がなかったらなかったで安心して生活していただくこともできますし、あったら早めに見つけて治療してあげてよかったと、どちらに転んでもいい結果にしかなりません。
なので、歯に何らかの症状がありましたら、我慢せずに当院へいらしてください。
虫歯治療を早期に行うメリット
虫歯かも?と思ったら早期に治療するとたくさんメリットがあります。
- 歯をあまり削らずに済む
- 歯が痛いという症状に悩まされずに済む
- 治療期間が短く済む
- 白い詰め物で銀歯が目立たずに済む
他にもメリットはたくさんありますが、患者さんにとって身体的にも経済的にも少ない負担で済むことがなによりも大きなメリットだと思います。歯に症状を感じたら、早めにいらしてください。
虫歯治療はなぜ大切なのか
虫歯を放置していると最終的にどうなるかご存じですか?虫歯は酸を出して歯を溶かして歯の内部へ侵入してきます。
そのまま歯の内部に侵入してくると神経に近づいてきます。この時からしみたり、ズキズキ痛み出します。
歯の神経から生じる痛みは体の中の痛みの中で一番痛い痛みとされており、この時に歯医者さんに駆け込まれる方が多いです。このあと3〜10日ほど経過すると急に痛みが減ることがあります。痛みがなくなったからといって治っているわけではなく、神経が死んでしまったことを意味します。
- 神経が死んでしまった後、虫歯はまだまだ進んでいきます。
- 歯を通り越した虫歯は根の先端から歯の外へと進んでいきます。
- 歯を支えている周辺の骨に虫歯菌が進んでいきます。
体の中に虫歯菌が完全に侵入してしまったことを意味します。全身の体や血液に虫歯菌が飛んで、色々な臓器に悪影響を及ぼす可能性が出てきます。
場合によっては熱が出たり、重症感染症を起こすこともあります。歯はたくさんあるから1本くらいいいやと軽く見てはいけません。
削った歯は元には戻りません
もう一つ重要なことは、一度虫歯で削った歯は元に戻らないことです。削ったところは、人工物を歯に貼り付けて修復します。決して元の健康な歯の強度を取り戻すことはできません。
何年か使ってると劣化して、人工物と歯の隙間から虫歯の再発を起こします。一度治療したところを、何年かに一度再治療をしなくては行けないと言うことです。触る度に範囲が広くなっていくため、徐々に歯が弱くなっていきます。極力初めの小さい虫歯を起こさせないことが歯の寿命にとって大切になってきます。
したがって、虫歯を放置すると
- 体内に細菌が侵入して感染症を引き起こすリスクが増える
- 一度治療した部分の再治療が生涯にわたって続く
という問題が発生してしまいますので、限りなくそのような問題を引き起こさないためにも定期検診やメンテナンスを行うことがとても大切なことになります。
虫歯の進行状態をチェックしましょう
C1
初期むし歯(エナメル質内)
表面のエナメル質が、わずかに溶けている状態。この時点ではあまり症状はありません。見た目が少し黒くなってきたかな?フロスが少し引っかかるな。程度の違和感です。痛みもなく、検診で見つけることができた場合、早期に対応し次のステージに行く前に治療しましょう。本当に初期の場合は適切なブラッシングとフッ素塗により治癒するケースもあります。
C2
軽度むし歯(象牙質内)
表層のエナメル質を超えて内部の象牙質の層にまでむし歯が進んだ状態です。一般的に神経に近づいてくるため、しみたり痛みが出てくる場合が多いです。C1の状態よりは範囲が大きいため、治療の後が大きくなります。神経も近いことが多く、神経保護処置も一緒にしないといけないケースもあります。むし歯を取った後の大きさに合わせて詰め物や被せ物で治します。
C3
中等度むし歯(歯髄到達)
神経まで進行したむし歯。しみるような症状から何もしてないのに痛い、刺激で痛みが何分も続く、寝れないぐらい痛い、というような症状になっていることが多いです。更に進むと神経がやられて急に痛みがなくなることもあります。治ったわけではなく、進行しすぎているということです。この段階になると根管治療が必要になってきます。治ったわけではなく、進行しすぎているということです。この段階になると根管治療が必要になってきます。
根管治療(歯の根の治療)
C4
重度むし歯(歯冠崩壊)
歯の形が失われつつある状態です。一見歯があるように見えても内部で進行が大きく、むし歯を取るとほぼ歯牙がなくなってしまう状態です。ここまでいってしまうと、病気が根の先の方まで進んでいます。根の先に膿がたまり、再度強烈な痛みが生じます。抜歯を必要とします。抜歯後は、インプラント、義歯(入れ歯)、ブリッジから選択し歯を元に戻します。
当院の虫歯治療の特徴
当院は患者様が通いやすい環境を提供し、歯医者さんが苦手な方にもステラ歯科だったら治療受けれそうと言っていただけるような環境作りをしております。勇気を出して歯医者さんに来てくださっても、その後の治療が途切れてしまうと意味がありません。
患者様が歯医者のどこが苦手かをきちんとお伺いし、ポイントを抑えながら治療を進めさせていただきたいと考えております。そのため、初診時や2、3回目にもカウンセリングをさせていただいております。
FEATURE 1
痛みの少ない麻酔
麻酔には当院歯科医師全員自信があります。表面麻酔をしっかり行い、細い針を使用し、麻酔薬の入れる速度に十分注意することで、ほとんど感じないような麻酔も可能です。患者様からカウンセリング時、前医での嫌だったことをお伺いすると上位に来るのが麻酔が痛い、治療が痛いです。
麻酔も丁寧に時間をかけないと、実は痛かったりします。当院では基本30分に1人しか患者様を見ません。患者様の治療時間をしっかりとると言うことが麻酔が痛くないコツかもしれません。
写真は、上から27G / 30G / 35Gとなっており、一般的には30Gあたりが一般的ですが、当院は35Gで麻酔用の針では最小(極細)のものを使用しています。
FEATURE 2
低侵襲な治療
虫歯を除去していく場合に、明るい視野と拡大視野で観察することで虫歯の細かい範囲を明確に観察することができ、健全な歯の部分を傷つけることを防ぎます。当院ではライト付き拡大鏡やマイクロ(顕微鏡)を使用し、虫歯検知液を使用します。検知液によって染まった部分は虫歯の部分のみを鮮明に表してくれるため、健全な歯質の保全に役立ちます。
虫歯が大きい場合は、神経処置になる可能性もありますが、残せるか残せないかの判断が難しい場合は保存に努めます。神経を保存できることによって、歯の寿命を伸ばすことができます。
FEATURE 3
予後の良い治療、虫歯を再発させない
長持ちさせる治療
虫歯治療後の詰め物は接着治療で固定していますが、いずれ接着剤の劣化によって歯と詰め物の間に隙間ができてしまいます。そのため虫歯治療後を良い状態で長持ちさせるためには、再発リスクを十分に理解した上で、食い止めることが必要です。
そこで重要に重要なのが虫歯の大きさと適切な修復物です。
大きくプラスティック、金属、セラミックの3つが材料として挙げられます。
プラスティックは白い色で見た目はいいですが、強度が不足します。虫歯の範囲が大きいところにプラスティックだと再発の可能性が高くなります。
金属は見た目が悪いですが、強度は十分ありますので壊れたりしにくいです。とは言っても接着剤の劣化がありますので一生持つと言うわけではありません。
セラミックは白くて見た目も良く、歯の硬さに近く、アレルギーの心配がないです。現状、歯の修復物としては一番安心できる信頼できる材料です。ただし、形の整え方が特殊なので歯医者さんの腕を選びます。自由診療になります。
このようにいろんな材料と適応がある中で、きちんと虫歯の大きさに合った強度を持った材料で治療することが大切です。虫歯が大きいのにプラスチックでしてしまうと強度不足で虫歯の再発などトラブルが出やすくなります。
虫歯治療の基本的な流れ
01
診査診断
お口の検査を行い歯の状態を確認、診断します。
02
応急処置
お痛みがある場合は、応急処置を行います。
03
カウンセリング
検査結果のご説明や治療計画のご説明を行います。
04
治療開始
治療計画に納得されましたら、治療を開始いたします。
05
メンテナンス
虫歯が再発しないように定期メンテナンスへ進みます。
虫歯の症例紹介
奥歯をコンポジットレジンで修復
BEFORE/AFTER
症例概要
治療内容
左上345番コンポジットレジン修復(プラスチック詰め物)
治療のリスク
虫歯が大きい場合は神経処置になる可能性があります。
治療費用
保険治療 (3割負担)
1,500~2,000円(1本あたり)
前歯をコンポジットレジンで修復
BEFORE/AFTER
症例概要
治療内容
右上2番コンポジットレジン修復(プラスチック詰め物)
治療のリスク
虫歯が大きい場合は神経処置になる可能性があります。
治療費用
保険治療 (3割負担)
1,500~2,000円(1本あたり)
詰め物(インレー)にて修復
BEFORE/AFTER
症例概要
治療内容
虫歯の範囲が少し広がっていたため、強度のある材質(セラミック)で治しました。
治療のリスク
詰め物付けたてすぐは少し染みる場合があります。徐々に軽減してくることが多いです。
虫歯治療によくある質問
虫歯の可能性も考えられます。虫歯が原因で歯に穴が空いていたりすると、噛むたびに食べかすが押し込まれて痛むこともあります。また虫歯が進行していると、神経に広がり根の先にまで炎症が広がると噛んだ時に痛みが増したりすることがあります。早めに歯科医院の受診を進めます。
歯にも段階があり、小さい段階だと白いプラスチックで修復が可能です。ただし範囲が広がると、プラスチックでは強度不足になり金属などを選択する必要が出てきます。選択肢を自由診療も含めますと、詰め物自体の種類が他にも選べ、セラミックなどの白い材質で強度もある材質が選べます。
虫歯治療は虫歯の部分をとって、歯が凹んだところに人工材料をくっつける方法をします。くっつけるのにボンドやセメントを使用します。これらが噛む力で欠けてきたり溶け出したりと劣化を起こします。それにより隙間でできやすくなり、虫歯になっていきます。できた隙間には歯ブラシは届きませんので、歯磨きを頑張っていただいてもとめることはできません。
再発を防止するには噛む力を弱める。(実際はマウスピース治療)自費治療で精度の良い詰め物や硬い接着剤を使用します。
奥歯の溝の黒い部分は初期段階では着色になります。着色から徐々に進むと虫歯になっていくことがあります。レントゲンやダイアグノデントという検知する機械でチェックすることをお勧めします。溝の虫歯は入り口が小さく奥が人がっている場合がほとんどですので、意外と大きくなっていることがありますので、早めに歯科医院でチェックしてもらってください。