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神経抜いたのに痛むのはなんで??|ステラ歯科クリニック千林大宮|旭区千林大宮駅の歯医者

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神経抜いたのに痛むのはなんで??

こんにちは ステラ歯科クリニック千林大宮 今井佑輔 です。

ステラ歯科クリニックとして今年の診療最終日になります。みなさんのおかげで開業して2ヶ月無事終えることができました。ありがとうございました。今後も地域貢献、社会貢献をさせていただけるよう精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

 

よく患者さんから聞かれる質問で、

「神経を抜いたのになんでまだ痛いの?」

「前の時神経抜いたのに、今日も麻酔するの?」

とよく聞かれます。

確かにそうですよね、神経抜いてたら痛くないじゃないのと思いますよね〜。

原因は2つあります。

①神経を抜くといっても、実際は神経を引きちぎっているイメージです。抜髄を言われる神経を抜く処置は、実際は神経根尖部断髄といって根っこの先の方で神経をちょん切っています。

神経を切られるとなんだかいたそうですよね〜。そうなんです。神経をぬいた2〜3日もシクシクと痛むことがあるのはそのためです。

きちっとハサミやカッターで切っているならいいのですが、実際は神経を絡め取って引きちぎっているのです。人によって引きちぎられた切れ端がうまくいっている時と、神経の繊維が少し残っている場合もあります。なので、神経を抜くといっても実際は神経線維が残っていたりします。

神経治療しても次の回にも麻酔するのは、神経線維が残ってそこを刺激してしまうからというのがいちばんの理由です。また、神経をきちっと切断していても、根の治療時、器具を近くまでいれますので、圧がかかってそれが刺激になることもあります。

②根の先に炎症(傷)や膿が溜まっているから痛くなる場合もあります。

根尖病変と言われる根の先に炎症が広がっていると、噛んだだけでも痛くなりますし、もちろん神経の中を触ってもそれが刺激で余計に痛むということになります。

これは一度根の治療をした後によく起こります。根の治療した歯の半分以上の確率で起こるとされています。根の治療の時からバイ菌が残っていたり、被せ物などの隙間から虫歯が入り込んでしまう時などいくつか原因が考えられます。

なので、すでに神経治療されている歯であっても、もう一度膿が溜まっている部分の近くを触りますので、それが刺激になって痛むことがありますので、麻酔をされていた方がいいかと思います。

 

神経治療中は痛みが伴うことも多く、「神経抜いたのにまだなんで痛いの???」と感じられる患者様も多くいらっしゃるかと思います。今の状態やどういう処置内容、痛みは今後出るのかなど、歯科医師に相談されててはいかがでしょうか。

 

根管治療、根管治療 痛み、麻酔、抜髄、感染根管治療、痛みが取れない根の治療 について     相談できる

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この記事書いたのは 医学博士 歯科医師 今井佑輔 です。

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この記事を書いた人

今井 佑輔(医学博士/歯科医師)

今井 祐輔(医学博士/歯科医師)

大阪市旭区千林大宮に「ステラ歯科クリニック千林大宮」を開院し、院長を務めています。
「自分が本当に通いたい歯科医院」をモットーに、生まれ育った地元大阪で歯科医療で貢献して参ります。

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