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こんにちは ステラ歯科クリニック千林大宮 今井佑輔 です。
アゴが外れたご経験はありますか?
11年の歯科医師歴で年に1人くらいアゴが外れる患者さんを見させていただくことがあります。
実は昨日うちの、妻がアゴが外れたみたいなのですこし書いてみたいと思います。
突然のことでです。むしろ寝る前でリラックスした時間帯のことでした。妻が急にアゴ痛い〜、と叫びました。あくびをしたそうです。
口を閉じようとしても閉じられず、片側だけ外れていたようで、閉じようとするとアゴがずれてしまいます。お口が閉じれないので、飲み込みもできず、外れている方のアゴは鈍痛がして痛がっていました。また、自分で治そうとするけれども治せない焦りから、さらに精神的にも追い込まれていくような様子でした。
あごがあずれている状態は、下顎の関節が前方に外れている状態で、関節結節という出っ張りを乗り越えてしまい、戻らない状態を指します。それを戻すのですが、下顎を両手で支えて、下顎を下に押しやりつつ、前歯を少し持ち上げてあげる。口で言うのは簡単ですが、意外と難しいです。
ポイントとしては、
①患者さんの頭を固定する。後ろの壁やヘッドレストに頭をつけていただく。
②患者さんにリラックスしていただく。これが一番大事かもしれません。患者さんは痛さと焦りで緊張されていることが多いです。特に初めてアゴ外れた方は、なかなか緊張で力が入ります。力が入った状態ではこれはなかなか戻りません。いかにリラックスしてもらうかが大事です。
治療中に外れる方もいらっしゃりますが、ご自身で外れやすいことを知っておられる方は、お口閉じるときにこちらでサポートします。長時間お口開けたままで、勢いよくお口閉じると外れやすいかもしれません。
逆にしょっちゅう外れる方は、ご自身で戻せる方もたくさんいらっしゃいます。はじめて外れた方の方が戻すのが苦戦することが多いですね。力で戻すと言うか、いかにリラックスした状態で適切な方向に力をかけるかです。
高齢で寝たきりの方の方などしょっちゅう外される方がいらっしゃいます。くせになってしまう方もいらっしゃいます。
徒手整復(外れたアゴを戻すこと)後も外れにくいように、弾性包帯をまいて再発しにくいよう固定します。
歯ぎしり食いしばりが多くなると、アゴや関節に負担がかかり、数れるリスクが上がりやすい時期かと思います。皆さん注意していただければと思います。
顎関節、脱臼、関節脱臼、アゴ閉まらないなどのご相談はステラ歯科でご相談ください。
痛みにが少ない、気軽に行ける、相談できる歯医者さん
この記事書いたのは 医学博士 歯科医師 今井佑輔 です。
大阪市旭区の相談できる歯医者さん
夜19時までやってます(最終18:30)
ステラ歯科クリニック 千林大宮
大阪メトロ谷町線 千林大宮駅4番出口すぐ
京阪本線 千林駅 徒歩9分
大阪府大阪市旭区大宮2丁目27−23
TEL:06-6953-4182
FAX:06-6953-4186
今井佑輔
大阪市旭区千林大宮に「ステラ歯科クリニック千林大宮」を開院し、院長を務めています。
「自分が本当に通いたい歯科医院」をモットーに、生まれ育った地元大阪で歯科医療で貢献して参ります。